〜東海地区で行われたアルアリ医師とジャナン医師の講演会に参加されたみなさんの声〜

 

 ニュースではわからない話をたくさん聞くことが出来た。日本では伝えられないことがたくさんあると言うことがわかった。
 イラクの人たちの本当の気持ちが伝わって,おふたりの話を聴くことが出来て良かった。
 スライドで見せられた写真は,とてもショックだった。あの写真が真実なら,日本の人たちももっと多くを知るべきだと思う。 −女子高生


 先天性障害の子どもが生まれているという話は聞いていたけれど,実際に見て先天性障害の子がこんなにたくさんいる,ということがわかり,自分がどんなに無関心だったか,と思った。
 これから,カンパとかできることをしていきたい。 −女性


 ここまで酷いと思わなかった。
 日本にいるふつうのガン患者の場合,滅多に体の外までガンだということがわかる症状にはならないのに,こんなに外にまではっきりわかるガン(編集者注:腹水,頭皮を覆い尽くすような皮膚ガン,首周りが晴れ上がる甲状腺ガンなど)の患者の写真ばかり出てきて,どれだけ酷い状態かがよくわかた。
 10か月もおなかにいれた子どもが奇形を持って生まれたときのお母さんのショックを思うと,言葉にならない。いたたまれない。 −ホスピスのボランティア


 ふたりの医師に質問したかったことは,病院の経営がどのように成り立っているかということ,それから現地の人として自衛隊のイラク派遣をどう思うかということ。
 感想としては,劣化ウラン弾は対戦車用に作られたと聞いているが,ガンにかかっている子どもの父親が兵士だということは,血統的にみて,十分に大量破壊兵器だと思う。アメリカの二重基準の文化は,人種的偏見をもっているものだと思った。
 また,日本のマスコミも今回のふたりの医師の話の大体の部分を報道しているという気がするが,日本の国民や日本政府の中に,北朝鮮の拉致問題のようには浸透していない。劣化ウランによる民族的被害という問題は,重大な人権侵害問題だと思うが,自分の国が被害を受けた場合とよその国が被害を受けている場合との扱いを変えてしまっている,日本の国民と政府の感度が問題ではないか。−50代男性


   本当に貴重な写真を見せて頂きありがとうございました。悲惨な姿の人々、子どもたちを見て、どれほど痛かっただろう、苦しかっただろうと胸が痛みました。米軍のイラク侵略に対して、無力であったこと、日本の政府が米国を支持して軍まで出そうとしていること、日本人として本当に申し訳なく思っています。どうか、少なくない日本人が、イラクの人々のことを思っていることを本国の皆さんにもお伝え下さい。私たちにできることを考え、何か、平和のために役に立ちたいと考えています。

○ 小野万里子さんはあいさつで「Help」ばかりお願いして申し訳ないとおっしゃった。でも、本当は申し訳ないもなにも、当たり前のことを呼びかけているのだから、申し訳ないなんてとんでもないです。毎日の生活で電力を使い、原子力発電を使い、それがもしかしたら劣化ウラン弾にすでになっているかもわからない、将来なるかも分からない。1991年の湾岸戦争で、日本はDUを使う側にいた。資金を出した。その行為を行った側の国にいた。だから、その責任を負うのは当然のことです。ただ、その責任を負うと言っても、簡単ではないですね。私たちがこうして、反戦・反DUを訴えるうちにも、日本の政府・米国の政府はまだまだ戦争もDUも認めているのですから。原水禁に私も参加しました。ジャナンさん、ジャワードさん、長い日本での滞在お疲れ様です。そしてありがとうございます。
 政治的理由で、思うように受け入れなどができないこと、大変悔しく思います。


★おふたりの医師は,今回の来日にあたり,日本の標準的ガン治療・白血病治療の現場を見たい,という強い希望をお持ちでした。
 なかなか受け入れ病院が決まらず,見学が絶望的となった時期もありましたが,八事日赤のご協力をいただき8月12日に病棟を見学して頂くことができました。 編集者


   劣化ウラン弾の存在、湾岸戦争や今回のイラク戦争で劣化ウラン弾が使用されたという事実、劣化ウラン弾の影響などよく知らない人が多い。私は知ってから反戦の思いが強まった。もっと多くの人に知ってもらって、多くの人がちゃんとした劣化ウラン弾の影響調査を要求し、結果を広く発表し、アメリカに使用をやめさせるようにもっていきたい。写真に訴える力が強いと思うので、もっと多くの人に被害者の写真を見せるようにしてほしいし、私もそうしていくつもりである。

   15年前に日本人の先天性障害の写真を多く見た!それと同じ写真が今日もたくさん!人ごとではないと改めて思った。

   2週間近くの日本滞在、各地の講演お疲れ様でした。視覚的にしか被害を訴えられない無念さと、それを聞いても何もできない無力さを味わいました。

   私たちが援助の手をさしのべるのは当然のことですが、他国に日本を含めアフガン、イラクに多大な核の被害を与えた米の一般国民にその現実をもっと知ってもらいたい。米は自国をおかされたことがないので、その真の意味を知ってほしい。それがなければ次々と又、被害国をつくってしまうので。


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