6月26日、ザウィダイ・イラク臨時代理大使にお招きいただき、小野理事長と氷室の2名でイラク大使館へ訪問させていただきました。

まず去る4月、大使が名古屋へお越しくださったことの御礼を述べると、大使は『学生たちから多数質問が出て大変有意義であった』などと話し、愛知医科大生との交流を感慨深く思い出されていた。

小野さんからも、『大使とディスカッションできる大変稀有な機会を得られ、医学を学ぶモチベーションに繋がっていたようだ』と、大使訪問の影響が大きかったことを伝えた。

また、来名時のとある待ち時間に、ザウィダイ大使よりカフェでご馳走になり申し訳ない!と小野さんが話すと、些細なことなのに!お礼を言われるまでもないと言わんばかりに大使は恐縮され、お互いに微笑む一場面もあり和やかな雰囲気となった。

そして、本題。

今後のイラクドクター受入に関して大使は、これまでの実績、現状、研修に至る経緯などをご確認されるとともに、今後の受入について、候補者選出、コンタクト先、費用面、イラク側の方向性などをお話くださり、これまで通りSICNとして活動を続けてほしいと激励してくださった。

さらに昼食会の前に、イラク保健省からSICNへ、感謝の手紙がザウィダイ大使小野さんへ手渡された。

これから保健省がバックアップしてくれる模様。

20年以上、私たちの活動を支えてくださった支援者の皆様の存在があってのことで、改めて感謝の念で一杯になった。

さて、氷室個人的には、もっとも楽しみな大使館シェフのイラク料理をいただけること。

メニューカードまで用意されいて、気持ちを抑えるのが精一杯。

食事中は他愛のない会話をしながらも、ザウィダイ大使は研修を受け入れてくださった病院への感謝はどのようにしたら伝わるか、またイラクと日本との関係性を深めるにはどのようなプランが有効かなど、これまでとは違う形を幾つも提案してくれた。

すべて実現したなら、どんなに素敵だろうか

報告 氷室

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